今からせどりを始めるならどう攻める?
わたしはせどりを始めて5年以上のキャリアがありますが、昔は以前と比べて格段に『稼ぎにくくなった』と感じます。昔は出品規制などもゆるかったので。
でも、「今からでもせどりを始めて稼ぎたい!」という方も多いはずす。
そこで今回は、実際に店舗に出向く『店舗仕入れ』についてお話します。
店舗仕入れがおすすめな理由や、狙うべきおすすめ店舗がイメージできるはずです。
それでは早速いってみましょう。
店舗仕入れを行うメリットデメリットとは?
~メリット~
メリット①:価格競争になりにくい
Amazon転売において、最も価格競争になりやすいのが、
・どこでも仕入れが可能な商品(→ネットでどこからでも仕入れ可能)
・誰でも仕入れが可能な商品(→仕入れ条件が無い)
・仕入れやすく、利益の取りやすい仕入れ価格帯(→3,000~10,000円)
などです。
もちろん、全ての条件を避けることが可能ならベターですが、今価格競争に苦しんでいてネット仕入れ(=電脳仕入れ、以下電脳)をしているなら、店舗での仕入れも試してみましょう。
仕入れ先を電脳→店舗にするだけで、転売ヤーの競争率を少し下げることができます。
メリット②:価格差が出やすい
店舗で安売りしている商品は、後述の「廃盤商品の入れ替え」であることが多いです。
そういった商品は早急に処分したいため、30~80%の処分価格で売られていることが多く、半額処分もザラにあります。
もし、Amazonで通常価格での半額をしていれば十分価格差(利益)が取れる可能性がありますし、廃盤商品は需要に対して供給が減っていくので、価格は上昇する傾向があります。
メリット③:廃盤商品を見つけやすい
割引きがしてある商品を見ていると、何かしら印が付いている場合が多いです。
これは、店側としても処分したい廃盤商品を他の商品と見分けるためと考えられます。
せどらーにとっては、『最も儲かる商品を見分けるチャンス』でもあるので、積極的に狙っていきましょう。
ただし、全国展開の店舗では、まだ在庫が残っている場合があります。
仕入れ時の価格差により出品者が増え、一時的な値下がりリスクもあるのでご注意ください。
~デメリット~
デメリット①:交通費がかかる
カードゲームなどかさばらない商品を少数仕入れる以外は、店舗仕入れは車があった方が効率がいいです。
特に最初の方は仕入れジャンルの向き不向きがわからないと思うので、いろんなジャンルの扱いをオススメします。
車を利用すると、当然ながら燃料代、場所によっては駐車場代がかかります。
また、個人的な感想としては、田舎に行くほどいい商品が残っているという印象です。そうなると移動にかかる経費や時間がかかるので、事前の準備や計画性が大事になってきます。
オススメは、一度言った店舗のメモを残しておくこと。
(例)
【イオン〇〇店】
・処分商品の多さ:A~D
・値引き率:A~D
・店員の印象:A~D
(・更新頻度ランク:A~D)←※余裕があれば。優先順位は低め。
簡単でもいいので、上記のように一度行った店の仕入れ関連の情報は、すぐ確認できるように記録しておきましょう。
仕入れのしやすい店舗は、基本的にに同じ処分や値下げを行うことが多く、リピートして仕入れに行くことが多くなります。
つまり、店舗によって値引き率や処分の差が出てくるため、よく仕入れる店舗を重点的に回るようにすれば、ムダが少なく燃料費の節約にもなります。
デメリット②:移動時間がかかる
電脳仕入れと違って、移動に時間がかかるので、いかに効率化できるかがステップアップのカギとなります。
そこで、店舗のデータ管理をスマホで行うと、効率化になりオススメです。
メモアプリでもいいのですが、わたしは『Googleスプレッドシート』を利用しています。
理由としては、エクセルのような使い方ができますし、せどり仲間などと情報の共有をしたい場合でも活躍します。
他にも使える場面は多いので、この機会に利用方法を覚えておいて損はないです。
『Googleスプレッドシート』
デメリット③:店員、お客さんの目が気になる
店舗で仕入れの際はリサーチが必要なので、当然、店員さんやお客さんの目を盗んで調べるようになります。
あまり人の目が気にならない、、という方もいるかもしれませんが、あまり大胆にやるとお店側から注意されることもありますのでお気を付けください。
特にせどりツールの「ビーム」の出るリサーチツールは要注意。
私も以前は効率化を目的に使っていましたが、お客さん経由でお店の人に注意されたことがあります。確かに赤い光線を出すので怪しさ満点 笑。
一番良いのは、お店の人(店員さん)と仲良くなることです。
仲良くなるとセールや処分品の情報を教えてくれたり、「Amazon納品用の段ボールをもらった」という話もあるので仕入れもはかどります。
中には転売を嫌がらないお店というのも存在するので、チャンスがあれば積極的に話しかけてみましょう。
狙い目店舗のジャンルとその理由
1)ディスカウントストア
全体的に安めの値段で、処分品になると更に割引となるため利益が出やすいです。
全国展開しているお店でもいいのですが、その地域特有のお店があれば積極的に狙っていきましょう。
調べ方としては、お住いの『〇〇市 ディスカウントストア』でググると、近くのディスカウントストアが表示されます。
注意点としては、食品やドラックストア商品が中心のお店(ディスカウントストア)は、
・全体的に価格帯が低い→手数料の方が多くなり利益が少なくなる
・出品に申請が必要な商品が多い(ドラックストア、コスメ、食品など)
こういった仕入れづらさやリスクがあるので、最初は避けた方がいいでしょう。
できれば家電など高価格帯のある商品を扱っているディスカウントストアを、幅広くリサーチしてみましょう。
オススメ商品:家電、その他商品全般
2)大型のスーパー
「スーパー」と聞いて食品を連想するかもしれませんが、中には家電やおもちゃを扱う大型のスーパーもあり、こういった店舗は他のせどらーが仕入れていない確率が低くてオススメです。
例えば、イオン系列の「ザ・ビック」などです。(ディスカウントストアとの区分けが微妙ですが、、、)
注意点は、店舗によっては食品のみの扱いの小さな店舗もあるので、事前に店舗チラシ(スマホでも見れる)などで、取扱商品を確認してから行くようにしましょう。
ちなみに、このスーパーでの仕入れ経験ですが、
廃盤の液体洗剤
【250円仕入れ→1400円販売:利益600円弱】で売りまくった経験があります!
(液体なので持ち帰りや納品する時は重かった、、、)
同じ系列店だと同じ商品を置いてある可能性が高いですし、在庫が基本的に豊富なのでリピート仕入れをしやすいのも、大型スーパー仕入れのメリットです。
オススメ商品:液体シャンプーや洗剤、おもちゃ、家電
3)ホームセンター
わたしは最初の頃、ホームセンターをメインでリサーチをしていました。
理由としては、単純に値下げ商品(半額処分)が多いから。
また、少しマニアックな商品(工具など)が多く、比較的価格帯も高めのため利益を取りやすいのも理由の一つです。
デメリットとしては、だれでも仕入れ対象として利用できるため(値下げポップがわかりやすい!)、他のせどらーに先回りされたら自分が仕入れられなくなる点です。
そのため、あまりホームセンター仕入れに頼り過ぎると、「仕入れができない!!」事態になりやすいです。
対象法としては、
・通常価格でも仕入れ可能な商品を探す
・幅広い商品を仕入れるようにする
つまり、『値下げポップに頼り過ぎない』ことです。
これができれば、脱!新人転売ヤーです 笑。
オススメ商品:工具、家電、電球、化粧品
4)イオンなどの大型商業施設
YouTubeの仕入れ動画などでもよく見る、イオンでの仕入れ。
確かに値下げ商品が多く狙い目ではありますが、認知度の高さや全国展開されている点から見て、『その値引き商品、本当に仕入れて大丈夫??』といった視点を常に持って、注意しながら仕入れましょう。
他の店舗に比べて、値下げ合戦になる確率、リスクが高い気がするので。
とはいえ、値下げ商品を大量が残っていることも多く、今まで結構お世話になりました。
仕入れ可能かどうかの見極めは必要ですが、店舗数もそんなに多くはないので仕入れの際は立ち寄ってみるといいでしょう。
ちなみに、イオンでは水筒や弁当箱などを定期的に値下げをしており、大量仕入れが見込めるのもイオンせどりの特徴です。シーズンの変わり目にはよく値下げ処分として投げ売りしています。
オススメ商品:水筒、弁当箱、家電、おもちゃ
5)家電量販店は?
今まで家電量販店が出てきませんでしたが、結論を言うと仕入れは可能です。
ですが、せどり初心者の頃は少しハードルが高いと感じるので、せどり初心者の頃は優先順位としては低めです。
慣れてくると家電量販店でも廃盤商品の見つけ方など、仕入れポイントが分かってきます。そうなると店舗数も多いので、仕入れがはかどるようになります。
自分も家電量販店で仕入れをし始めてから、せどりレベルが一気に上がった感覚でした 笑。
ホームセンターの廃盤商品などと違い、寝下げ商品でも割と外観がキレイなのも家電量販店特徴です。
日頃から少しずつ家電量販店にも足を運び、慣れながらせどりのスキルアップを目指しましょう。
まとめ:【結論】店舗仕入れは着実に利益を伸ばす!
いかがだったでしょうか?
長々と説明しましたが、店舗仕入れは『派手さはなく肉体労働の面もあるが、着実に利益を伸ばすには一番。』という結論です。
理想としては、どんな店舗、商品でも価格差を見つける嗅覚のような感覚を身に付けましょう。そうなるには、できるだけいろんな商品や店舗、ジャンルを楽しみながらリサーチしまくってください!
行動の積み重ねと努力は裏切りませんよ。
今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。